最初に大切なこと
三角形が大きいほど優秀、小さいほど劣るという見方はしません。広い盤は複数の領域へ展開しやすく、狭い盤は限定した領域を深く掘りやすいという違いです。活動の範囲と、影響力の強さは別のものです。

宇宙盤とは

宇宙盤は、算命学で用いられる「宇宙盤法」「行動領域」を円形の図として表したものです。60干支を円周へ並べ、生まれた日の命式にある年柱・月柱・日柱の三つの干支を点として置きます。

三点を結んだ領域は、その人が自然に関心を向けやすい範囲、人間関係や活動を広げやすい範囲を理解するための補助線になります。算命学教育機関の朱学院も、宇宙盤の三角形を「生きる範囲や人間関係の広さ」と説明し、大きさは成功や失敗を表すものではないとしています。

なお、宇宙盤は九星気学そのものの技法ではありません。当サイトでは、宇宙盤で「活動領域」を見て、九星気学で「性格の層」や「時間・方位の巡り」を見るという役割分担で組み合わせています。

年柱・月柱・日柱から三角形ができるまで

STEP 1

三つの干支を出す

生年月日から年柱・月柱・日柱を計算します。三つとも天干と地支を組み合わせた60干支のいずれかです。

STEP 2

60干支円へ置く

甲子を12時位置に置き、乙丑、丙寅と時計回りに6度ずつ並べます。

STEP 3

三点を結ぶ

年柱・月柱・日柱を結び、三角形の面積、位置、形を調べます。同じ干支が重なると線や点になることもあります。

円周上の配置

甲子を円の12時位置に置き、乙丑、丙寅……と60干支を時計回りに等間隔で並べます。円は360度なので、隣り合う干支の間隔は6度です。

生年月日から求めた年柱・月柱・日柱を、それぞれ該当する干支の位置へ置き、三点を直線で結びます。三つの点は必ず円周上にあり、同じ干支が重なる場合だけ線または一点になります。

三角形が広い人・狭い人

GENERALIST

広域展開型

  • 複数の分野や人と接点を持ちやすい
  • 大きな枠組みや全体像を扱いやすい
  • 異なる領域をつなぐことで力が出やすい
注意:予定・役割・情報を広げすぎると管理負担が増えます。

SPECIALIST

専門集中型

  • 価値のある範囲を選んで深く掘りやすい
  • 少数の人・テーマと長く関わりやすい
  • 専門性や精度を積み上げやすい
注意:広さを求められる環境では、自分の担当範囲を明確にする必要があります。

狭い宇宙盤でも、限定した領域で非常に強い影響を与える人はいます。大きさが示すのは「どこまで広げやすいか」であり、「どれだけ強いか」ではありません。

宇宙盤を四つに分けて見る

当サイトでは、宇宙盤を縦横に区切り、理解を助ける四つの活動領域として表示します。三角形と各領域が重なる面積を計算し、割合として示します。

左=個人軸 / 右=社会軸
上=内的軸 / 下=現実軸

RIGHT TOP

守備・継続領域

守りながら育てる人

計画を立て、既にある仕組み、人、生活基盤を守り、長く続く形へ整える力です。

力が出る場面
運営、管理、品質維持、長期計画
空回りしやすい時
失敗を避けることが目的になり、開始や変更が遅れる時

RIGHT BOTTOM

伝達・表現領域

思いを形にして届ける人

言葉、作品、教育、コミュニケーションを通じて、内側にあるものを相手へ届く形に変える力です。

力が出る場面
発信、教育、編集、接客、説明
空回りしやすい時
相手の反応を気にしすぎる時、伝えただけで完了する時

LEFT BOTTOM

行動・開拓領域

道がなければ作る人

まず動き、未経験の場所へ踏み込み、現実の結果を作りながら答えを確かめる力です。

力が出る場面
新規立ち上げ、営業、現場対応、改善実行
空回りしやすい時
速度を優先し、周囲の準備や納得を置き去りにする時

LEFT TOP

習得・分析領域

理解してから世界を動かす人

情報を集め、背景や原理を理解し、知識や技術を体系化して判断材料へ変える力です。

力が出る場面
研究、分析、設計、調査、技術習得
空回りしやすい時
正解を求め続け、行動を始める時期を逃す時
四領域の位置づけ
四領域の割合と生活場面への文章は、宇宙盤を実用的に理解するための当サイト独自の可視化・解釈です。算命学の全流派で共通する唯一の分類としては扱いません。

左右と上下の偏り

四領域を左右・上下で合計すると、「判断の基準をどこへ置きやすいか」「エネルギーを内外どちらへ向けやすいか」を補助的に確認できます。

個人軸

左半分が多い配置です。外の評価より、自分で理解し、納得した基準から動きやすい傾向として読みます。

内向的・自己中心的という意味ではありません。

社会軸

右半分が多い配置です。人、組織、受け手との関係の中で、役割や力が動きやすい傾向として読みます。

社交的と断定するものではありません。

内的軸

上半分が多い配置です。行動の前に、意味、理解、計画を内側で整理する工程を必要としやすい傾向です。

精神世界への関心を断定するものではありません。

現実軸

下半分が多い配置です。実際に動く、伝える、経験することで、答えを確かめやすい傾向です。

考えない人という意味ではありません。

診断では55対45以内を「バランス」、差が大きくなるほど「やや寄る」「明確」と表示します。この境界値は当サイトの表示基準です。

三角形の形も見る

均衡三角形

三辺の差が小さく、複数の視点や役割を比較的均等に使いやすい形です。

細長い三角形

一方向への伸びが強く、関心の軸や目標が明確になりやすい形です。

非対称三角形

三つの働きに強弱があり、場面によって異なる面が表れやすい形です。

直線・点

同じ干支の重複や一直線の配置です。関心の方向が非常に集約されるため、四領域は経路位置から補助的に算出します。

宇宙盤を生活でどう使うか

宇宙盤は「あなたはこの職業」と一つに決めるものではありません。次のような問いに置き換えると、生活で使いやすくなります。

WORK

どんな仕事環境で力が出る?

広さ、優勢領域、左右・上下軸から、担当範囲や動き方を考えます。

LEARNING

どう学ぶと身につく?

理解してから動くか、試してから理解するか、説明で定着するかを見ます。

RELATIONSHIP

人間関係をどう広げる?

少数と深く関わる方が自然か、多様な人との接点が力になるかを見ます。

RECOVERY

どんな環境で消耗する?

得意な領域を使えない時、逆に使いすぎた時の疲れ方を確認します。

自分の宇宙盤を診断する

二人の宇宙盤を重ねると

二人の三角形を重ねると、共通する活動領域と、それぞれにしかない領域が見えます。ただし「重なりが大きいほど良い」とは限りません。

  • 重なりが大きい:前提や活動範囲を共有しやすい反面、同じ弱点も重なりやすい。
  • 一方が包む:広い側と深い側で役割分担しやすい反面、主導権が固定されやすい。
  • 一部だけ重なる:共同目標を作りやすく、それぞれの独立性も残りやすい。
  • ほとんど重ならない:異なる世界を補い合える反面、前提を言葉で説明する必要がある。

相性診断では、交差面積だけでなく、IoU、双方から見た重なり率、包含率、活動範囲と形の近さを分けて表示します。さらに、二人それぞれの四領域と左右・上下軸を比較し、次の内容まで具体化します。

  • 二人とも自然に使いやすい共通領域
  • 片方が先導し、もう片方が補助しやすい領域
  • 二人とも後回しにしやすい領域
  • 話し合い、決断、計画と実行、問題解決での役割分担
  • 活動範囲が広い人と専門集中型の人が組む場合の生かし方

数値が近いことだけを「良い相性」とはせず、似ている二人、役割が分かれる二人、共通点が限定される二人を、それぞれ異なる関係の特徴として読みます。

当サイトの計算方針と注意点

年柱

日本標準時の立春で切り替えます。1月1日ではありません。

月柱

立春、啓蟄、清明など十二の「節」を境界にします。

日柱

連続する60日周期をユリウス日へ対応させ、日本標準時の0時で切り替えます。

  • 対応日は1900年1月1日から2100年12月31日です。
  • 日本標準時で計算し、海外出生地のタイムゾーンやサマータイムは扱いません。
  • 出生時刻不明の場合は正午で仮計算し、節入り付近は警告します。
  • 節入り直前直後は、必要に応じて専門の万年暦とも照合してください。
  • 宇宙盤の結果は自己理解と対話の補助であり、職業、婚姻、医療、法律上の判断を代替しません。